居住中の内見対応で売却を成功させるためのポイント

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2024年12月20日

居住中の内見対応で売却を成功させるためのポイント

住み替えによるマイホームの売却では、居住中のまま購入希望者の内見に対応することが求められる場合があります。これは、物件をアピールする絶好の機会である一方、準備や対応が不十分だと売却に悪影響を及ぼすこともあるのです。

この記事では、居住中物件の内見を成功させるための具体的なポイントをご紹介していきます。

内見は重要な営業活動

居住中の物件では生活感が出やすいものの、購入希望者にとっては内見が物件を直接確認できる貴重な機会です。
内見を通じて得られる第一印象が、購入を決断する大きな要因となることも珍しくありません。
そのため、内見時には購入希望者に良いイメージを持ってもらうことが重要です。以下の点に注意しながら、購入希望者に安心感や好感を与えられる対応を目指しましょう。

とくに内覧で意識するところは?

  • 清潔で整った環境を保つ
  • 購入希望者がリラックスできる雰囲気を作る
  • 売主の対応や人柄も評価対象になることを意識する

購入希望者は価格や間取りに魅力を感じて内見を申し込む一方で、中古物件特有の劣化や汚れへの不安も抱えています。
この不安を解消することが、成功への第一歩になるはずです。

内見を成功させる準備ポイント

内見の成功には事前の準備が欠かせません。以下は、特に重要な準備ポイントになります。

1. 不用品の整理   
 
生活の中で増えた不用品や小物を整理することで、部屋の広さや開放感を強調できます。乱雑な空間は、部屋を狭く感じさせる原因となるため注意しましょう。
 

2. 照明の確認と交換  
 
照明は内見時の印象を大きく左右します。特に玄関の照明は、物件の第一印象を決める重要な要素です。古い照明の交換や色合いの調整を行い、明るく清潔な印象を与えましょう。
 

3. 内装の汚れや傷への対策  

購入希望者が不快に感じるような汚れや損傷は事前に修復しておくのが理想です。ただし、修復が難しい場合は、引き渡し時までに対応する旨を伝えましょう。
 
4. 水回りのにおいや汚れの対策  
水回りは多くの購入希望者が重視するポイントです。においやカビ、水アカなどをしっかり清掃し、排水口のゴミカゴを交換するなどして清潔感を保ちましょう。

5. その他の準備
窓やカーテンの清掃、ペットの預け入れなども必要に応じて検討してください。可能であれば、ホームステージング(家具や小物で物件を魅力的に演出する手法)を活用するのもおすすめです。 

内見当日のポイント

内見当日の対応が売却成立のカギを握ります。誠実で丁寧な対応を心掛け、以下のポイントに注意しましょう。

1. 購入希望者が見たい場所を可能な限り見せる

トイレやクローゼットなど、見せるのをためらう場所もありますが、あえてオープンにすることで誠実さをアピールできます。ただし、見せられない箇所がある場合は、事前に不動産会社を通じて伝えておくと良いでしょう。


2. 安易な口約束を避ける

売却を急ぐあまりに、設備や修復に関して口約束をするのは避けるべきです。例えば、フローリングの傷について「張り替えます」と安易に答えてしまうと、不要なリフォーム費用が発生する可能性があります。不明点があれば事前に不動産会社と相談し、慎重に対応してください。

さいごに

内見は売主が購入希望者に物件を直接アピールできる貴重な機会です。事前の準備と誠実な対応を心掛けることで、物件の印象が良くなり、売却の成功につながります。居住中の物件でも工夫次第で購入希望者の心を動かせる内見を実現しましょう。
売却活動における内見の重要性を理解し、前向きに取り組んでみてください。
この記事を書いた人
代替テキスト
平手 康夫

ファイナンシャルプランナー、相続診断士、空き家マイスターを活用する不動産社長です。 お客様に満足いただけるようなご提案をモットーに日々、勉強中!

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