マンションでの新生活を始めるために準備しておくこと

052-353-5580

営業時間/9:30~18:00
定休日/水曜日

2024年12月21日

マンションでの新生活を始めるために準備しておくこと

マンションで新生活を始める際には、入居前に済ませておくべきことや、入居後に気をつけるべきポイントがいくつもあります。同じ建物で多くの世帯が暮らすマンションでは、ルールを理解し、さまざまな面で配慮することが快適な生活のために欠かせません。

入居前に準備しておきたいこと

入居前には管理規約を確認し、ライフラインやインターネットの手続きを早めに見直し、スムーズな新しい生活の準備を整えが必要です。

管理規約と使用細則を確認する

分譲マンションで暮らす場合は、「マンション管理規約」をしっかりと確認しておきましょう。この規約は、共用部分の利用や管理組合の運営に関するルールを定めたものです。新築マンションでは、購入手続き時に販売会社や管理会社から受け取るのが一般的です。一方、中古マンションの場合も、売買契約の際に仲介業者を通じて入手できます。
また、管理規約とは別に、細かなルールを記載した「使用細則」も存在することが多いので、これも事前に熟読しておくことが重要です。不明点があれば、管理会社や管理組合理事会に確認し、トラブルを未然に防ぎましょう。

ライフラインの準備

新居での生活がスムーズにスタートできるよう、ライフラインの手続きを忘れずに行いましょう。特にガスは現地での開栓作業が必要ですので、早めの予約が重要です。
電気や水道はWEBや電話で手続きが可能な場合が多いですが、万全を期して引越し数日前には申し込みを済ませておくと安心です。
また、旧宅での使用停止手続きもお忘れなく。

インターネットと電話の手続き

インターネットや電話回線は、開通まで時間がかかる場合があります。
特にマンションでは共用設備の状況によって工事内容が変わることもあるため、早めの申し込みが必要です。
引越しシーズンでは希望の日程が取りづらいこともあるため、少なくとも2週間以上前には手続きを済ませておくことをお勧めします。

引越し後のあいさつ回り

新居に移った際は、近隣住民へのあいさつ回りを行いましょう。
マンションでは、両隣と上下階の住戸を訪問するのが一般的です。
このあいさつは、引越し作業で迷惑をかけたことへのお詫びと、新しいご近所付き合いのスタートを意味します。
あいさつ時には、生活習慣や家族構成を簡単に伝えておくと、無用なトラブルを避けやすくなります。
簡単な手土産(タオルや洗剤などの実用品が無難)を添えると、より良い印象を与えるでしょう。

管理組合への意識を持つ

マンションでは、区分所有者全員で構成される「管理組合」が組織されます。この組織はマンション全体の管理や維持を目的としており、購入者は自動的にその一員となります。管理組合では総会や理事会を通じて、維持管理や修繕積立金の運用など、さまざまな決定が行われます。
管理会社に業務を委託している場合でも、最終的な責任は管理組合にあります。一部の区分所有者や理事会に仕事を任せきりにするのではなく、自分も積極的に参加する意識を持つことが大切です。マンションの資産価値や快適性を維持するためにも、新生活の始まりから管理組合の役割を理解し、協力していきましょう。
この記事を書いた人
代替テキスト
平手 康夫

ファイナンシャルプランナー、相続診断士、空き家マイスターを活用する不動産社長です。 お客様に満足いただけるようなご提案をモットーに日々、勉強中!

ページの先頭へ