マンションを有利に売却するためのポイントは?

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2024年12月19日

マンションを有利に売却するためのポイントは?

マンションを売却する際、何の準備もせず進めるのと、戦略を立てて取り組むのとでは結果に大きな違いが生じます。
ここでは、不動産会社による査定や買主の見学時に注意すべき点について解説します。

清潔感を保ち、整えられる部分を実践する

現地見学においては、買主に好印象を与えることが重要です。清潔で快適な空間を感じてもらえる状態が理想といえます。過剰に飾り付けをする必要はありませんが、ホコリが目立ったり、物が散らかっている状態は避けましょう。整理整頓を意識し、水回りはこまめに掃除を行うことが大切です。

また、部屋の明るさや開放感もポイントになります。日光が入る場所に物を置かないようにしたり、カーテンや窓を開けることで明るさや広がりを演出できます。このような工夫で、部屋をより魅力的に見せることが可能です。
さらに、不動産会社の査定価格を上げるためには、床や壁の修繕、キッチンや給湯設備のメンテナンスも効果的です。日頃から清掃や点検を行い、気になる箇所があれば早めに対応するように心がけましょう。

高く売却するためのリフォームは慎重に

リフォームは、費用をかければその分売却価格が上がるというわけではありません。リフォームにかかるコストと、その効果を十分に見極めて判断する必要があります。
小さな傷や汚れの修繕であれば、自分で対応できる場合もあります。市販の掃除用品を使えば、落とせないと思っていた汚れが解消することもあります。自力で対処が難しい換気扇やエアコンの清掃などは、専門の清掃業者に依頼することを検討しましょう。

不動産会社選びと媒介契約

マンション売却を進める際、不動産会社との媒介契約が法的に必要です。媒介契約には以下の3種類があり、それぞれ特徴が異なります

一般媒介契約

複数の不動産会社に仲介を依頼できる契約です。また、自分で買主を見つけた場合、不動産会社を通さず直接契約することも可能です。この契約では、不動産会社に対して売主への報告義務はありません。不動産会社は売主様が複数の会社に依頼すると、広告費もかかるので一生懸命に売却活動のための費用負担をしたくないというのが本音のところです。

専任媒介契約

1社の不動産会社にのみ仲介を依頼する契約です。他の不動産会社には重複して依頼できませんが、自分で見つけた買主とは直接契約可能です。不動産会社には、2週間に1度以上、文書での報告義務があり、物件を指定流通機構に7日以内に登録する必要があります。不動産会社は専任で任せていただくと、お客様のために一生懸命に売却活動をしてくれます。

専属専任媒介契約

専任媒介契約とほぼ同様ですが、自分で見つけた買主との取引も、不動産会社を通さなければなりません。不動産会社には1週間に1度以上、文書での報告義務があり、物件登録義務は5日以内です。
適切な不動産会社を選ぶことは、マンション売却の成否を大きく左右します。多くの情報を集め、自分のニーズに合った不動産会社を選びましょう。

適切な不動産会社を選ぶことは、マンション売却の成否を大きく左右します。
多くの情報を集め、自分のニーズに合った不動産会社を選びましょう。

この記事を書いた人
代替テキスト
平手 康夫

ファイナンシャルプランナー、相続診断士、空き家マイスターを活用する不動産社長です。 お客様に満足いただけるようなご提案をモットーに日々、勉強中!

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